入院2020 参加記(前編)

Posted: 2020/08/31
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半年前(2020年1月末)に出張先の北海道で入院したときのメモ。

概要

某カンファレンス(カンファレンスじゃなくあくまでMeetingらしいが)に参加するため札幌へ出張。 会期3日のうち2日目の夜に焼肉を食べ、会期後別の用事のために宿泊していたところ高熱が出始めた(この時点で焼肉+2.25日ぐらい)。用事をキャンセルしつつ一日寝ていたものの容態が改善しないので最寄りの病院を受診したところ急性腸炎ということで即座に入院ということになった。

経過

まだ元気だったころ(1/25~26深夜)

翌朝具合が悪くなる。冷静に後から考えてみると前日夜の時点で長時間車を運転した後のような腰痛と肩の痛みが出ていて、夜の時点で既に何かがおかしかったことがわかる。

風邪薬飲んで寝てれば若干マシになるかなということで一日寝てみたものの、特に何も変わらないどころかちょっとした熱から高熱の領域に入り始める。

特に咳とか出ないけど熱の上がり方でインフルエンザと確信し、この時点では日曜夜ということもあり翌朝病院に行こうねということで一晩様子を見ることにした。

が、この晩が本当に地獄で、午前1時頃からほぼぴったり1時間おきに腹痛で目を覚まし、フラフラになりながらトイレまで歩いては脂汗をかきながらベッドに戻ることを繰り返すことになった。 脱水にだけはなるまいと事前に同僚に頼んで買ってきておいてもらったポカリスエットとお茶を飲みつつ、無理矢理寝て回復するように努めるぐらいしか打つ手はなかった。

受診~入院

翌朝一番で同僚に車を出してもらい最寄りの病院へ。朝の時点で体温は39.8℃まで上がっており、昨晩のトイレ通いから考えても明らかに普通の風邪ではなかった。 病院に着くと案の定インフルエンザの検査ということになった。武漢行ったりしてないよね?と訊かれつつ(この時点ではまだ国内での感染者は数人だった)、鼻にいつもの棒を突っ込まれるやつをやり15分ほど待つことに。あまりにもしんどいみたいな話をしたら処置室のベッドで横になっていて良いよと言われる。 早く薬を出してくれと思いながら寝ていたところ、“インフルエンザの検査結果は陰性であり、そうなると(自分が伝えた症状から)考えられるのは腸炎だが普通ここまでの高熱は出ない、CT撮ったりするのでとりあえず待ってる間点滴しといて"というような内容を告げられた。

点滴と並行して採血、検便などを行い、やるからと言われてから1時間程度でCT検査が始まった。 CT自体は以前にも受けたことがあるが、今回はヨード系造影剤を入れるということで副作用などの説明を受けた。入れると身体が熱くなる感じがあるよ、稀に吐き気とかが出るけどその場合は処置する人員横にいるからすぐに言ってね、みたいな内容だった。 ヨードって血管に直接入れると熱く感じるのか面白いなとか思ってたが、今調べてみたら造影剤の浸透圧の関係で血管が拡張して熱く感じる(参考文献)とのことで、別にヨードあんまり関係ないらしい。 造影剤入れるのは撮影途中で、その時になったら機械が言いますみたいなことを言われていたので、どうやって造影剤入れるんだろうと思っていたらCTの周辺機器としてシリンジを押す機械が装備されており、そこに造影剤を装着するとナイスなタイミングで適量が押し出される仕組みだった。

https://www.nemoto-do.co.jp/pr_ct/moreinfo/a_800.html より。こんな感じの機械だった。

だいたいそういう不安なこと言われると言われたとおりに不安が的中してしまうタイプの気弱なオタクだけど特に吐き気などはせず無事に検査は終わった。確かに身体が熱くなる感じはあったけどあんまり鮮明には思い出せないので驚くほど熱くなるとかではなかったんだと思う。

検査の結果、診て頂いた医師の方が見た限りでは過去5年で最も酷い急性腸炎とかで、自分が出張中というのはわかってるけどこれは一日だけでも入院させないわけには行かない(本来はこの翌日に飛行機で東京に戻る予定だった)、ということで即座に入院が確定した。

飽きたので続きはそのうち書きます 入院するときあった方がいいものは下着と本!のようなお役立ち情報が満載になる予定